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そこに物語があれば

秋田在住、作家志望兼駆け出しエロゲシナリオライターの雑記

エロゲレビュー「水夏」

常磐――“永遠に変わらない”と名付けられた村にも、やっぱり夏は訪れる。
帽子につり下げた鈴を鳴らしながら、“名無し”の少女が村を駆け抜けたとき、交わることのない運命の赤い糸が絡みあった……
というわけで水夏です
死を巡る、夏のオムニバス
生々しくシリアスなシナリオ、透き通ったピアノが映えるBGM
この作品が扱っているのは『死』
あまり軽々しく扱うことが許されないこのテーマを見事に表現していると思います
ミステリアスでファンタジック
本作は強い自己主張がある作品ではありませんが、ジワジワと来る良さがあります
三章だけ少し異質という意味では銀色と構成が似てましたね
お気に入りシーンは一章の終盤
主人公がヒロインに名も名乗らずに立ち去るシーンが堪らなく好きでした
泣き所としては、四章の終盤の神社でのやりとりなんかも良かったですね
キャラクターは定番ですが、二章の先輩が秀逸でしたw
そんな雰囲気とシナリオがとても良い、夏を舞台にした名作の一つだと思います