そこに物語があれば

秋田在住、作家志望兼駆け出しエロゲシナリオライターの雑記

エロゲレビュー「AIR」

その町には夏が訪れていた。
バス停の前で人形を操るひとりの青年。その周りには子供が二人だけ。観客の興味を引くには、青年の芸は退屈すぎた。子供たちは興味を失い、その場を走り去った。
青年は旅のひと。彼の道連れはふたつ。手を触れずとも歩き出す、古ぼけた人形。
「力」を持つ者に課せられた、はるか遠い約束。
そんな彼に、話しかけるひとりの少女。
人なつっこく、無邪気に笑う。彼女との出会いをきっかけに、この土地での暮らしが始まる。
夏の情景に包まれて、穏やかに流れる日々。
陽射しの中で繰り返される、少女たちとの出会い。
夏はどこまでも続いていく。
青く広がる空の下で。
彼女が待つ、その大気の下で――
というわけで、今更紹介するのもアレなくらいのメジャータイトル AIR です
とりあえず知名度的にもやっておいた方が良いだろと思いプレイ
正直、舐めてました
軽い気持ちで油断しながらプレイしてたらラストに強烈なストレートを食らってKOされましたよw
「ゴール…」のシーンと挿入歌「青空」の組み合わせは反則です
これぞ泣きゲー!って感じに心揺さぶられる物語は、俺に二、三日引きずる程のダメージを与えてくれました
泣きツボとして親子愛や家族愛に弱くなったのは多分これのせいです
ラストは、ただただ涙
「この夏に一生ぶんの楽しさがつまってた」って言い回しにはむせび泣きましたよw
後、BGMが秀逸過ぎです
I'veがどうとか、折戸がどうとか全く知らなかった時期にやりましたが、当時まだ予備知識が無かった俺にも音楽の良さははっきりと伝わりましたね