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そこに物語があれば

秋田在住、作家志望兼駆け出しエロゲシナリオライターの雑記

エロゲレビュー「家族計画」

様々な問題を抱えた人々が集まり、赤の他人同士が生きるために結束する、互助計画。
それが家族計画
それはそれぞれに問題を抱えた7人が集まり、互いに助け合うことで生活を営む事を目的とし、その形態は【高屋敷家】と言う『家族』をとるという計画
誰も彼もが一筋縄ではいかない人間の集団
それで何も起こらないわけもなく、むしろ何も起こらない日の方が少ないぐらい
誰にも頼らず一人で生きる事を信条とする主人公・沢村司はその生活の中で何を掴むのか…
というわけで山田一もとい田中ロミオ氏の名作、家族計画
いや、面白かったです。
本作のテーマは「絆」
アタマのオカシイおっさんのギャグが冴え渡りつつも、シリアスシーンはとことん重い
下らなくて面白可笑しい日常の陰に常にチラつく辛くて厳しい現実世界
そんな紙一重な世界観がしっかりと描かれていました
そして主人公が本当に良主人公
最初は「家族ごっこなんてゴメンだ」と言っていた彼が「俺たちは家族じゃない、だからと言って助け合わない理由にはならない」を経て「俺たちは家族だ!」と言うようになる過程は素晴らしかった
好きなシーンはマツリの義理の親に対してみんながキレるシーンが凄く好きでした
普段ふざけてばかりいるおっさんが激怒して叫ぶシーンはかっこ良かった…
本当に面白かった。そして感動しました。涙あり、笑いあり、感動あり。そして『家族』あり......。ずっと『家族』という繋がりを否定してきた主人公が手にした確かな絆。
よかった…本当によかった
最後に作中の名台詞を一つ
「人は一人でも生きていく事はできる。でも、一人だと生きることしか 出来ない。」