そこに物語があれば

秋田在住、作家志望兼駆け出しエロゲシナリオライターの雑記

エロゲレビュー「SNOW」

遙か昔、この空には龍が存在した。
龍は天を司る姫。
ある日、地の男に恋をする。
だが、それは叶わぬ恋だった。
龍は地に雪を降らす。
何もかも真っ白に覆い尽くしていく。
男への想いを断ち切るように。
というわけで泣きゲーの名作SNOWです
正直、本作はシナリオがずば抜けて素晴らしいというわけではありませんでした
某作品のテイストをそっくり取り入れている点も否めません
ですが、泣きという一点においての破壊力は確かに一級品です
終盤の神社での家族三人のシーンからラストの花見への流れは涙なくしては見れません
AIRが親子愛ならこちらは家族愛の物語です
きっと自分はこういうネタに弱いのでしょう。
人物がストーリーの流れと立場に沿ってきちんと配置されていて、この点も良く出来てると思いましたね
そしてこの作品も本家に劣らず音楽が素晴らしい
ボーカル曲含めて作品のイメージにベストマッチです

やはりI'veはイイ仕事をしてくれると思います