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そこに物語があれば

秋田在住、作家志望兼駆け出しエロゲシナリオライターの雑記

エロゲレビュー「アズラエル」

「これは人の”死”が見える少年の物語である…」
主人公は、ある日妖艶な美女に出会う。誘われるまま彼女の誘惑に翻弄されてしまった主人公だが、彼女はこの世に混沌をもたらす悪魔だった。そこに悪魔と対立している、死を司る死神が現れる
秩序を憎み、混沌をもたらそうとする悪魔と、神の秩序のままに命令を遂行する死神。反目する悪魔と死神は、その場で激しい死闘を繰り広げた
悪魔に魂を奪われるはずだった主人公は、図らずも死神にその命を救われる
しかし死神は悪魔との戦いに傷つき、神の命令である死の宣告と魂の回収を行えないほど力を失っていた。仕方なく死神は、自分の代わりに死神の仕事である、死の宣告と魂の回収をしてほしいと申し出るのだった

というわけで隠れた良作アズラエルです
これ基本的に一本道で短い作品です
構成的には沙耶の唄みたいな感じと言えばわかりますでしょうか
非常に短い作品ではありますが、その分中身がギュッと詰まってます
細かい無駄なことを書かず「死とは何か?」の一点に絞ったシナリオは中々硬派
非常に良く出来ていると思います
シナリオについては死生観をダイレクトに扱ってるだけあって基本的に重いです
この作品をプレイして思うのは、死の病にかかっている人、死んでもいいと思っている人、生きたいと思っている人、全ての人に対して死は平等であるということ
そして、誰かが死んだ後も世界はなに一つ変わることなく進んでいくということ
だがそれでも残された人の心の中にはその人が生きていているのだろうという事です
それと、本作は主題歌、OPムービー共に素晴らしい出来です
興味を持った人は、これだけでも見て下さい
http://www.youtube.com/watch?v=aCwqsSbdV1k&sns=em