読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

そこに物語があれば

秋田在住、作家志望兼駆け出しエロゲシナリオライターの雑記

エロゲレビュー「グリーングリーン」

緑豊かな山奥に存在する全寮制の男子校『私立鐘ノ音学園』
周りは見渡す限り、緑
緑と自然に溢れていると言うのは聞こえが良いが溢れ過ぎていて人里からほど遠く、コンビニもカラオケもゲーセンといった娯楽どころか自分たち以外に人がいない、ある意味監獄といっても差し支えのない学園である
主人公・高崎祐介は変わり映えがまったくない日々をその仲間達と過ごしていた
そんなある日、入学希望者の減少により資金繰りが厳しくなった学園は編入生を受け入れる事になる
が、その編入生とは野郎どもではなく、学園の共学化を目的として全国から集められていたこの学園の生徒が憧れに憧れていた女子軍団であった
この1ヶ月の編入生の試験期間、野郎どもはこの女の娘というエイリアンとうまくやっていけるのだろうか…
というわけで、今ではすっかり有名になってしまったヤマグチノボル氏のエロゲライターとしての代表作 グリーングリーン
これ面白いですよ
ギャグが素晴らしく冴えてます
エロゲのギャグにありがちなパロネタを殆ど使ってないおかげもあって、今やっても普通に楽しめます
もう何というかバカな連中が繰り広げるバカな日常が凄く面白い
この手のゲームで悪友と言えば、クラナドの春原辺りを思い浮かべる人も多いでしょうが、春原なんかまだ上品な部類
本作に出てくる悪友連中は本当に下品で低俗で救いが無い
正に悪友
そして異常にキャラが濃い!
ヒロイン以上にキャラが立ってます
男子校育ちの俺は思わず色々と感情移入してしまいました
ビバ!男子校!
そんなテンポとノリが非常に良い本作なんですが
今、再プレイしても爆笑出来るかと言うと正直自身がありません
その理由は、プレイした人なら分かるでしょうが、とある√のせいに他なりません
その√だけは気をつけて下さい
前半のギャグなんか全部ぶっ飛ばす位の切ない物語が待ち受けてます
泣きを狙う上ではベタな展開なんですが
それだけに捻りの無いド直球を投げて来ます
同じくヤマグチ氏の作品である ゆきうた もそうなんですが、明るく楽しい前半との落差が凄い
俺は泣きました
似たような展開の作品は少なくないとは思いますが、その中でも本作は救いが無いような気がします
人によっては欝ゲーと呼ばれても仕方がないかもしれません
まぁ、そんなこんなでギャグと泣きが味わえる本作 グリーングリーンでした
ソレデハ マタ アエルトイイネ