読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

そこに物語があれば

秋田在住、作家志望兼駆け出しエロゲシナリオライターの雑記

コラム「その時、エロゲの歴史が動いた」

先日レビューを書いた ONE〜輝く季節へ〜は、エロゲの歴史上において一種の道標的役割を果たした作品だと言われている
そんなわけで、今回のコラムではエロゲの歴史に影響を与えたと思われる作品をONE前後の世代に限定してではあるが、いくつか挙げてみよう(遡り過ぎると長くなるので近代に限定しました)
ただ、これはあくまでエロゲ歴たかが三年弱のエロゲ歴史家見習いな俺のチョイスですので、ガチなエロゲ歴史家の方々からしたら糞ニワカと罵られるかもしれませんが生温かく見守って下さい。
To heart…現代のエロゲの基本形を作ったleafの傑作
ただ、現代のエロゲを恋愛物語一辺倒にしてしまった戦犯という見方もある
元を辿ればエルフの同級生シリーズに行き着くのかもしれないが、歴史に置ける役割ではこちらが上だろう
kanon…エロゲのストーリーに感動という要素を持ち込み、泣きゲーというジャンルを生み出す
明らかに影響を受けたと見てとれる作品も多く、業界に与えた影響は絶大
月姫…同人業界におけるレジェンド
いち同人作品がこれほどまでの話題性を獲得したという事実は、多くのクリエイターに衝撃と夢を与えた筈
AIR…作品としての影響力は強くないだろうが、エロゲの曲にセールスポイントとしての注目が集まるようになった事のはしりではないだろうか
挿入歌の有効な使い方も本作からと思われ、鳥の詩に代表される一連の曲は同時期のエロゲソングの中では圧倒的な存在感を誇る
・Phantom…萌えを全く意識しない硬派なシナリオが一定以上の評価を得たという事実は、後にエロゲらしくないエロゲが世に出る遠因となったのでは無いだろうか
君が望む永遠…それまでのエロゲの恋愛物語とは全くタイプの違う恋愛の負の側面を強調したシナリオでも、きちんと作ればユーザーに受け入れられる事を実証
white albumも恋愛の負の側面を描いた作品ではあるが、影響力では此方に軍配があがる
また、体験版を有効に使った広報戦略も本作から
以上、もう少し語りたいが字数の関係でこの辺で失礼させて頂く
他にも高い評価を得た作品は数多あるだろうが、後の作品への影響となると話は別で
菅野ひろゆき作品や田中ロミオ作品等は、その典型で、非常に高い評価を得ながらも他作品への影響となるといまいちピンとこなかったりする
言い換えれば、それらは簡単に追従できるような作品ではないという事でもあるのだろう