そこに物語があれば

秋田在住、作家志望兼駆け出しエロゲシナリオライターの雑記

雑記、超私事、作文「2012年のボクへ」

「一年後のボクへ」
 
 いま、キミはどんなキモチで日々をすごしていますか?
 これを書いていた時のような、ドロドロとした、たぎるキモチはまだかわらずむねにいだきつづけてますか?
 もし、すっかりつかれてしまって何もかもなげだしたくなっていたら、今すぐにそうしてください。そっちのほうがまちがいなくせけんいっぱんてきなシアワセに近い生活をおくれるはずです。
 でも、キミのことですから、いまだに道を歩くことをあきらめていないかのうせいのほうが高そうですね。本当にすくいがありません。
 ところで、とうこう用の作品は何作くらいできあがりましたか?
 ふでのおそいキミのことですから、あまりきたいはしてませんが、手をぬいてはいけませんよ。今できるベストをしっかりつくしてください。でも、背のびはもっといけません。キミには才のうはないんですから、それをじかくしてたたかって下さい。
 ケーワンでいうところの武蔵せんしゅや、総合でいうところの石田くんやシャークさんみたいなもんですね。なぐり合いにいかずにポジションキープとパウンドで、きっちり判定にもちこんでください。
 ふぅ、それにしても、意外とふつうですね。
 あ、何のことかと言うと、今のボクのキモチです。
 七年もつとめた会社をやめたんだから、もっと何か特別なかんじょうがわいてくるのかと思ったんですが、なんだかいつもどおりの休日と変わりありません。
 これは、きっと、あれですね。始まりはもっと前だったからなんでしょう。小説を書こうとけついした時には、もう始まっていたんだと思います。
 ゲームに例えるなら、プロローグがおわって、本編に入ったところですか。そうすると、今はちょうどOPムービーがながれてるあたりですね。たぶん主題歌はゆいにゃんですね。
 さて、「ボクの人生」という名のゲームはいったいどんな結末を向かえるんでしょう。 ハッピーエンドかな? バッドエンドかな? どっちにしろ楽しみですね。
 ただ、ひとつ言えるのは、どんな結末だろうと、このゲームはボクにとって、神ゲーになるということです。
 いえ、神ゲーにしなくてはいけないんです。
 世界中の人がクソゲーだと言ったとしても、ボクじしんが神ゲーだと思えればそれでいいんです。他人なんかどうだっていいんです。ボクの心がみたされさえすればそれでいいのです。
 逆もしかりです。仮にボクが成功をおさめて、世界中の人がすげぇと思うような神ゲーになったとしても、ボクがまんぞくできなければ、それはまぎれもないクソゲーです。ソフマップのワゴンに直行です。買い取り価格はゼロです。ごらんのありさまです。
 あ、そうそう、結末がバッドエンドだからってクソゲーだとは思いませんよ。
 自分でなっとくしさえすれば、バッドエンドだってぜんぜんOKです。
 むしろ、それはトゥルーエンドってやつになるんじゃないですかね。その時は、ラストでバックにLiaさんの挿入歌がながれてくれるとうれしいな。
 そういえば、Liaさんで思い出しましたけど、もう少しで夏ですね。
 これを書いている今日の天気は快晴で、窓の向こうには青空が広がってます。
 でも、まだ夏の空には遠いですね。お空にうかんでいるのは、ふわふわしたうすい雲です。これが、入道雲にかわったら、ほんかくてきな夏がやってくるんでしょう。
 ――夏。入道雲。麦わら帽子。キンキンに冷えた麦茶。お日さまに向かって咲き誇る向日葵たち。どこにいっても聞こえるセミの声。どこかの家のテレビから聞こえてくる高校野球の実況。そして、白いワンピ−スの少女。
 夏は人を感傷的にさせてくれます。
 とくに、白いワンピースの少女はいいですね。
 そろそろ七夕なので、お星さまにおねがいしてみようかな。
 『白いワンピースがよく似合う、年下の幼なじみを下さい』
 うん、完璧だ。これで、今年の夏は楽しくすごせそう。
 きっと、毎朝ボクを起こしにきてくれるはず。
 「おはよー、ごはんできとるから、はよたべてー」(CVゆいにゃん
 こんなかんじやな。
 あー、あかん。気がついたら話がだっせんしとる。ほんま、だめだめやわぁ。
 そうだ、いいことを思いついた! 最後にキミとひとつカケをしよう。
 もし、一年後に「霊長流離オクルトゥム」の発売日が決定していたら、キミは間違いなく大成する。決定しなかったら、のたれ死にね。
 でも、これじゃあさすがに分がわるいから、「非人類惑星征服物語 コンキスタドール」でも可にしてあげます。
 さて、そういうわけでいろいろあるでしょうが、がんばってください。
 もし、くじけそうになったときのために、ボクの好きなアニソンの歌詞をはっておきます。
 何かいやなことがあったら、これを見て、もっと自分を追い込んでください。
 キミはひとりたたかいつづけるしかないんです。
『悲しい思い出を 肩にかくして
 おまえは 歩き出す 一人きりの人生を
 甘いなぐさめ など今は 背中にしみる はずも無い
 苦い涙が こぼれたら
 気付かぬ ふりをしてやる だけさ

 泣きたい時にも 泣けない日がある
 おまえの 苦しみも 人に言えない日があるさ
 何も見えない 闇の中は 求める夢も 見えはしない
 今のおまえに できることは
 歩き 続ける ことだけさ

 あしたはあしたの 日が昇るだろう
 おまえも 昨日には もう戻れや しないのさ
 見知らぬ川の 行く手にも よどみや滝が あるだろう
 それでも海が 見えるまでは
 流れ続けて行くものなのさ』

http://www.youtube.com/watch?v=a8DxGhoLUNA&feature=related
 
 あと、全く関係ありませんし、今さらではありますが、出崎統監督、今までお疲れ様でした。