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そこに物語があれば

秋田在住、作家志望兼駆け出しエロゲシナリオライターの雑記

コラム、エロゲ論、筆休め「現代学園ものヒロインの限界」

 筆休めがてら、ふとなんの気なし気づいたことのついてつらつらと……。
 
 最近のエロゲ業界のトレンドとして、ちょっと捻ってたり凝った設定を持った萌えゲーが増えてきたと思うんですよね。
 昨年評判になったエロゲのなかにもそういった作品は多く、カミカゼエクスプローラー、恋騎士、ワルキューレロマンッェなんかは、萌えゲーという基本線は守りながらも設定においては、ただの学園ものとは一線を画してました。
 
『今より少し未来、気候や地表の変化が起き、人の生活圏が少し狭くなってきた時代のお話。
緩やかに変わる世界に呼応するように、若い世代の間で “メティス” と呼ばれる特殊な力を持った者が現れるようになる。

不思議な風が吹くという逸話が残る上ヶ瀬市では、祐天寺グループを中心とした複数の企業による出資のもと、一部浸水した区画を埋め立てて澄之江学園(すみのえがくえん) が創設され、特殊な力を持つ者の育成・教育が行われていた。

主人公・速瀬慶司は、そんな能力とは無縁の生活を送っていたが、ある日、学園のエージェントと名乗る人物からなぜかスカウトされ、澄之江学園に入学することに。
そして、ふとしたきっかけで、澄之江学園とその周辺の問題調査(という名の困り事解決) をする 『学園都市調査研究会(通称:アルゴノート)』 に参加するようになる。

これまで体験したことのない出来事にとまどいながらも、胸を躍らせる毎日。
そんな中、澄之江学園、そして再開発された上ヶ瀬市には妙な噂があると耳にするのだった――』

 これはカミカゼのストーリーなんですが、これを一見して、シンプルだと思う人はまずいないじゃないですか。結構凝ってます。
 でもこの作品はなんだかんだで萌えてナンボな作品なわけで、一番の見所はオニャノコのかわいさとオッパイなんですよ。
 正直言って僕はこういうやたらに凝った設定ってあまり好きじゃないんです。
 シンプルな設定の中での創意工夫のほうが物書きとしての本分だと思ってる人間ですから。
 でもね、今日ふと気づいたんですよ。
 オニャノコの魅力をわかりやすくアピ−ルするためには、設定を捻ることもまた必要なのかもしれないということに。
 
 どういう事かと言うとですね。学園ものでなおかつ現代ものであることがTo heartがヒットして以降のエロゲの基本線なんですが、それを厳格に守り続けるとどうしてもヒロインがパターン化しちゃうんですよ。
 当然ながら、厳密には違います。一見したヒロインのイメージが同じでも、手がける人間次第でエロゲヒロインのキャラクターはまったく違いますし、個別ルートに入ればそれはさらに顕著です。細かい部分に目を向ければなおのことそうです。
 だけど、一見したイメージ。肝心のこれが似通ってしまうと、ユーザーは類似感だとか既視感だとかを抱いてしまうのも事実だと思うんですよ。
 大まかなキャラ付けとでも言いますかね。ほら、現代学園もの範疇で登場し得るヒロインっていくつかのパターンに大別されるじゃないですか。
 そこから脱却するためには、設定をいじるということも必要なのかもしれないという話ですね。。
 たとえば、冒頭で例の一つに挙げたワルロマなんかはまさにそうです。
  あれは、 少女騎士恋愛ADVと謳われているように、ヒロインが騎士というのが一つの売りなわけでして。
 単刀直入に言うと、普通の現代学園で騎士のヒロインが出せますか? 無理でしょ。というか不自然です。
 まあ、二、三歩譲って騎士っぽい風貌だったり性格のキャラなら出せますよ。だけどそれじゃあ、現代学園ものの中は明らかに浮きますし、ネタキャラ化します。
 つまりは現代学園ものって枠を厳守しちゃうと、どうやったって大まじめに騎士やってるヒロインは出せないじゃないですか。
 騎士っぽいと騎士じゃ似ているけどまた違いますから。
 だからこそ設定を捻る必要があるんだなと気づいたんです。(素直にファンタジー世界を舞台にする発想は却下ww ほら、ADV形式のエロゲでファンタジーってあんまウケないじゃん)
 まあ、なんとしてもそうしなければいけない必要はないんでしょうが、他と差別化したい時にはこういうちょっとした変化球が必要だったりもするんでしょうね。
 この手の現代学園ものエロゲのパイオニアであるTo heartだって、メカ娘とか超能力少女とか入れちゃってるわけだし。でも、あれってそういう部分の煮つめようは結構テキトーだよな。やっぱり世界観には上手く溶け込めてない気もするもん。
 そう考えると、ヒロインの魅力を存分に発揮するために設定をいじってやるってのは、なかなか理にかなってます。
 同じ凜としたタイプのオニャノコだって、ただの立派な生徒会長と、ガチな人の生き死にの先頭に立ってるのじゃ後光のさしかたが違うだろうしね。
 ならばこそ、そのヒロインがもっとも活きる状況を用意する必要があるのかもしれません。
 そういうわけで今回僕が気づいたことを要約すると、ストーリーラインとしてはそんなに意味があるように感じられない設定も、その設定でなければ全力を出せないヒロインを配置するのには大いに役立ってることがある。といったところでしょう。



 というか、電撃の締め切りが近いのにこんなものを書いていていいのかってばよ。
 もし間に合わなかったら責任をとって義妹と結婚します。幼なじみは諦めます。
 義妹はショートカットです。髪の色は紫と水色の中間です。
 どちらかというと口数少なめな物静か系美少女です。きのこよりたけのこ派です。お兄ちゃんを起こしにくる系です。
 前は少し長めのセミロングでしたが、春なのイメチェンを図りました。
 僕がそのことに気がついて、「なんだ、髪切ったんだな」と声をかけると、「うん、イメージチェンジのつもり。えっと、その、どう……かな?」と聞いてきたので、
「ああ、似合ってるよ」    
 と答えたのですが、それだけだと淡泊に思えてしまったので、
「悪い、言葉が足りなかった。似合ってるだけじゃなく可愛いよ」
と言い直したら、義妹は水にマゼンダの絵の具を垂らしたようにみるみる赤面していったので、僕は思わず胸に抱き寄せ、そっと耳元に口を近づけると(ry

 ごめんさい嘘です。真面目に小説書きます。MW賞狙いです。海水浴とかお風呂はシーンはありません。人も作中では死にません。モノローグ多めの作品です。
 そんなわけで、 今日もピリッと頑張るぞ〜!(≧□≦)/