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そこに物語があれば

秋田在住、作家志望兼駆け出しエロゲシナリオライターの雑記

エロゲレビュー「月陽炎」

時代は大正。
明治と昭和の狭間にある、ほんの僅かなその時代。
ひらひらと紅く、黄色く木の葉が舞い降りる季節。
 帝都からやって来たのは一人の青年。
 一つの大きなトランクを抱え、にこやかに街並みを眺めている、人の良さそうな青年。
ただ父から言われ、たどり着いたその街。
好奇心に心躍らせながら向かった場所は、何処か懐かしささえ感じさせる。
出会うは少女。
 二人の少女。
流れのままに過ごす日々の中で、青年は一人の少女とやがて心通わす。
だが、それは偶然ではなく必然の恋。
青年はこの街にやって来た本当の理由を知ることになるだろう。
 拭えぬ運命に戒められ……
 大切な何かを失ったとしても……
 それでも、ほんのひと欠片の幸せを追い求めた、少女と青年の物語が、今そっと幕を開ける……。
というわけで、今は亡き すたじおみりすの傑作「月陽炎」です
季節感を前面に押し出した作品ってのは多いですが、大概は夏か冬が舞台なのが多いんですよね
この作品は珍しく 秋 を舞台にしていて、しかもそれがレトロな時代の雰囲気にマッチしてて凄く良い味を出してます
物語の方も特にギャグが冴えたりしてるわけではないんですがテンポが良くて飽きがこないのは、きっと登場キャラが魅力的に描かれており、そしてキャラがしっかりと活きているからでしょう
物語の基本的な根幹は伝奇モノです
そして、泣きゲーとしても中々のモノを持っている反面、少々鬱要素もあったりします
音楽の方もボーカル曲も多めでBGMも素晴らしい出来
作品にマッチしたOPムービーもかなり良いですね
後、この作品には青山ゆかりさんのツンデレキャラの原点がありますので、青山ゆかりさん好きな人は是非プレイしてみて下さい