そこに物語があれば

秋田在住、作家志望兼駆け出しエロゲシナリオライターの雑記

2014-01-01から1年間の記事一覧

雑記、私事「一進一退、そしてまた元の場所」

今年の悔恨、今年のうちに供養しちゃおう! ということで、新たらしい気持ちで新しい年を迎えるためにも、これまでまったく語らずにきた僕にとって今年もっとも重大だった出来事について話そう。 具体的な名は伏せるが、今年僕はとあるライトノベル新人賞で…

連載コラム、思い出話「ぼくと、エロゲ 第21話〜from Akita」

「エロゲ専門店、あるらしいよ」 後輩のYくんがそう云ったのは、2008年8月の真ん中ぐらいだった。なんでも、秋田市にエロゲだけを扱うゲームショップがあるとの情報を掴んだらしい。 僕はうなずいた。 「ゆこう」 「ゆこう」 そういうことになった。 …

エロゲ感想「君と彼女と彼女の恋。」

通称"ととの。"こと、君と彼女と彼女の恋。をクリアしたので感じたままを垂れ流していきます。 未プレイの人にまったく配慮してないので注意。ちなみに美雪ルートしかクリアしてません! (キッパリ) ととの。がどんな作品だったのかに関しては、詳しく書い…

雑記、コラム「線と点、ようするに親和性の話」

少し前のことなのですが、きのこやらロミオやら虚淵やら、その辺りのすっかり有名になったエロゲシナリオライター出身の方たちを並べて比較した記事をネット上で目にしたんです。 その中に、「虚淵は引き出しが少ないよね」といった内容の書き込みがありまし…

旅日記、車、私事「さらば、思い出の仙台ハイランド」

9月7日、夜――。 僕は思うように寝付くことができず、 自室のベッドの上で目を閉じたままぼんやりと考えごとをしていた。 午後九時に仕事を終え帰宅し、一〇時には食事を済ませ、そのまますぐ床についた。 明日のことを考えて少しでも眠っておきたいのに、…

連載コラム、雑記、思い出話「ぼくと、エロゲ 第20話〜瀬戸ナントカさんすごい・2008夏〜」

たとえば、それらの作品のいったいどこをそんなにも好きこのんでいるのか訊かれたとして、その問いに上手く答えてあげられるだけの言葉を僕はまだ持っていない。 彼の紡ぐ醜くも美しい物語のどこがいったいどうしてそんなにも好きなのか、いくら頭で考えてみ…

連載コラム、雑記、思い出話「ぼくと、エロゲ 第19話〜エロゲを語ろう・2008初夏〜」

この思い出話中の時間である2008年頃に勤めていた職場でのことです――。 仕事中の空き時間、僕は同僚の女性との雑談の中で、最近パソコンでプレイするゲーム(オブラートに包んだ表現)にハマっていることをさらりと口にしたんです。 別に何かを期待して…

連載コラム、雑記、思い出話「ぼくと、エロゲ 第18話〜エロゲは胸にしみる・2008春〜」

その作品と出会ったのは、少しばかり回り道をした先でのことでした。 まず、エロゲの情報を漁っていて、『エロゲ名作選?』というブログ記事をみつけたことがきっかけだったんです。 名作選と銘打っているだけあって、その時点でまだプレイしたことはないも…

雑記、私事、車「いつか、思い出の場所」

いつになく感傷的な気持ちでこの文章を書いている。 僕が、その知らせを目にしたのは、つい一週間前のことだった。 ・仙台ハイランド・レースウェイ、9月で営業終了。28年の歴史に幕 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140307-00000003-rcg-moto この、山…

創作論、雑記「人物描写について調べてみた」

仕事が休みだったこともあり、ふと思い立って、小説における人物の容姿の描写を何冊かの商業作品を参考に調べてみたので、それらを抜粋してみます。 あんまり無差別に選んでもまとまりにかけるので、“現代が舞台”“はじめて出会う女の子”と軽く条件を設けてま…

連載コラム、雑記、思い出話「ぼくと、エロゲ 第17話〜得難き出会い・2008冬〜」

『自分の読みたい物語を、己で書くってのは、すごく苦しいけど、本当に辛くて投げ出したくなるけど……やっぱり楽しいよ。 皆さんもぜひ、チャレンジしてみてください。 感動した、とか、納得いかん、とか、物語を読むたびに感じる様々な気持ちに突き動かされ…

連載コラム、雑記、思い出話「ぼくと、エロゲ 第16話〜よくわかんないもの・2008冬〜

今でも覚えている。 2008年の一月に何をしていたのかというと、僕はひたすら“最果てのイマ”をプレイしていた。 田中ロミオ作品でもっとも面白いかった作品は? と訊かれたら、僕はこの作品の名前を挙げるだろう。 ここでいう面白さとは、シンプルに娯楽…

雑記、回顧「2013年を振り返ってみて後編・読んで印象深かったラノベ、映画、アニメ他」

2013年・印象に残った小説、ラノベ ・なつき☆フルスイング! ―ケツバット女、笑う夏希。 /樹戸英斗 あんまり期待をしていなかったのに、思いがけず当たりを引いたときって、すごく印象に残りますよね。 この作品がまさにそうでした。 夢、挫折、再起っ…

雑記、回顧「2013年を振り返ってみて前編・読んで印象深かった漫画編」

はっぴいにゅうにゃあ〜2014。 ということで、年も明けたことだし自分にとっての2013年をざっと振り返ってみようと思う。 とりあえず、2013年に読んだもの観たものプレイしたものの中から、何かしら印象に残るところのあった作品をピックアップ…