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そこに物語があれば

秋田在住、作家志望兼駆け出しエロゲシナリオライターの雑記

コラム「兄と呼んでくれ」

先日の妄言絡みの話ではあるが、赤の他人であるヒロインに「お兄さん」や「お兄ちゃん」と呼ばれ慕われるシチュエーションは、本当に堪らないものがある
義妹だろうと実妹だろうと妹から「兄」と呼ばれるのは、基本的には当たり前の事だ
だが、赤の他人から「兄」と呼ばれるとなると、並大抵の事ではない
そこに至る為には、兄と慕われるに足る程の絆を構築し信頼を得なければならないからだ
きっと、その難易度は相当のものだろう
だが、それ程までに険しい道だからこそ、俺の様な人間を惹きつけ駆り立てれる何かがあるのではないだろうか
想像して欲しい、年下ヒロインが顔を赤らめながおずおずと「あの…お兄ちゃん…って呼んでもいいですか…」などと訊いてくる様を
これ即ちロマンなり!
ちなみに俺がこの属性に目覚めた切欠は、ひぐらしの祟り殺し編である
それまで、特に意識してなかった沙都子にいきなり妹属性が付いた事は当時まだガードの甘かった俺にかなりの衝撃を与えたものである
また、逆に主人公側がヒロインの事を、コイツは俺が保護してやらなければならない、守ってやらなければならない妹のような存在なのだと意識するような場面も非常に好きだったりする
この具体例として、家族計画の司と茉莉を挙げておく
茉莉から兄と慕われる事を「ふざけた馴れ合い」「たちの悪い冗談」として拒絶していた司が紆余曲折の末「何でも構わん、お前の呼びたい様に呼べ」と茉莉の信頼の気持ちを受け入れる屋根の上の場面は、あの作品の隠れた名場面ではないかと俺は思っている
それから、また少々違ったベクトルの嗜好になってしまうが
弟分的なキャラから「兄貴」と慕われるのも好きだったりする
俗に言う義兄弟というやつだ
この場合のロマンは、やはり合体攻撃あるいは同時攻撃だ
「合わせろ!!」
「了解!!」
的な掛け声に合わせて敵の一点を同時に射抜くような攻撃を想像するだけで胸が熱くなってしまう
兄貴の為に盾になり倒れる弟分というシチュエーションも王道だが熱い
この場合、盾となって散った弟を目にした兄がさらなる力に覚醒したりするのはお約束
弟の技、或いは武器を引き継ぐという+αがあったりすると尚良し
(ちなみにこれは兄と弟が逆でも可)
話がズレてしまったが、血縁に匹敵する程の深い絆というのは、様々な困難の上に成り立つ極めて尊い物なのだと思う
きっと、これこそが魂の結びつきなのかもしれない