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そこに物語があれば

秋田在住、作家志望兼駆け出しエロゲシナリオライターの雑記

コラム「あなたはどっち?」

俺の愛読書の一つに車を題材にした湾岸ミッドナイトという漫画があるのだが
その作中に血液の代わりにオイルが体に流れてる人とガソリンが体に流れてる人という車好きを指した例え話が登場する
これはどういう事かと言うと
オイルが体に流れてる人=車という機械に触れるのが好きな人
ガソリンが体に流れてる人=車で何かするのが好きな人
という意味で、ふとこれは漫画や小説、ゲームを始めとしたオタク趣味にも当てはまる話だなと思い、今回取り上げてみた次第だ
さて、この体に流れているオイルとガソリンの話
小説、漫画等に置き換えると、書くのが好きな人と読むのが好きな人の話なのだが、これを読んでる皆様方はどちらの人だろうか?
或いは、両方が混ざっているとして体内に置ける書き手成分と読み手成分の割合はどういった具合だろうか?
ちなみに俺はどうなのかというと、読み手成分8割の書き手成分2割と言った感じで、基本的に読む方が好きな人間だったりする
俺がシナリオライターや小説家に憧れを抱きつつも自ら物語を創る事に踏み出せないのは、限りある時間を書くよりも読む方に費やしたいという想いが強いからに他ならない
ただ、2割くらいは何かを書きたい想いを抱いていて、きっとそれがレビューやコラムという形で発露しているのだろう
そして、創作に携わる人などは当然ながらこの書き手成分の割合の方が高いようで、プロともなれば尚更その傾向は顕著だったりする
俺の好きなシナリオライターの一人でサラリーマン兼業ライターとしても知られる早狩武志氏なんかは、代表作「群青の空を越えて」を手掛けた際、2年近く仕事と原稿以外存在しない日々を送ったというのだから、よほど書くのが好きなのだろう
こういう話を聞く度に、物語を読む方が好きな人間としては、そこまで書く方に力を入れるのはやっぱり無理だと自覚してしまう
とはいえ、この成分の割合は不変の物ではないようで、ある日突然
「俺が読みたい物語は自分で書いてやる!」
と思い立ち、成分の比率が逆転してまう事も結構あったりするようだ
このパターンで創作の世界に飛び込んだ作家やライターも少なくないと聞く。
書き手と読み手
お互い近い様で遠く、遠い様で近い
同じジャンルに愛を傾けていても、立ち位置の違いで接し方が全く違ったりもする両者
考えれば考える程、こういう趣味の世界の奥深さと面白さを感じずにはいられない